このページでは、Javascriptを使用しています

最新の矯正治療

治療例

10月1日  歯並びと歯周病
歯周矯正治療

 矯正歯科では成人の患者さんが増えており、歯周病(歯槽膿漏)を伴う患者さんの治療も少なくありません。
 歯周病に罹った歯の矯正治療について、色々な研究や臨床経験が蓄積されてきており、お口が清潔に磨けている状態で細菌による炎症がコントロールされていれば、問題無く矯正治療を行えます。


10月15日  ”出っ歯”さんが増えている?
口腔機能を考える1

私の矯正臨床は1983年に入局してから始まりましたので、かれこれ四半世紀となります。その間、我々が治療に当たる不正咬合の内容が、次第に変化しております。当初は受け口の患者さんがほとんどでしたが、近年いわゆる”出っ歯”さんが増えているように感じています。写真はその典型的な患者さんのものです。下の前歯に対し上の前歯が突出しており、お顔を見ると頤部(下アゴの先端)が後退しており、口元が閉じにくく突出感が認められます。
このような噛み合わせや口元の形態には、お口の使い方に問題が関わっていると考えられます。


10月15日  上アゴが狭い ”出っ歯”さんの問題?
口腔機能を考える2

写真は出っ歯さんの上アゴの歯列です。非常に狭く、V字型になっております。歯列の狭窄の原因が上アゴ(中顔面)の横幅の劣成長にある場合は、アゴの骨を広げることで歯列を広くする必要があります。
この患者さんには上顎の急速拡大装置を適用し、U字型のきれいな歯列弓へと改善しました。


2月10日  ホムンクルス
お口は重要な器官です

皆さんペンフィールドの『ホムンクルス』という言葉を聞いたことあるでしょうか。これは全身の各部位の運動や感覚をつかさどる脳の領域を調べ、その領域の大きさの比率でヒトの体を描いたものです。手が非常に大きく、加えて舌、歯、唇といったお口の器官が大きいといった異様な体形をしています。ホムンクルスを見ることお口がいかに大切な器官であるか理解でき、お口の機能の発達が脳を含めお子さんの全身の発育に重要であることは容易に推察できます。

参照図:国立科学博物館より引用



[1]

このページのトップへ